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離婚と住宅の売却について

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こんにちは松野です。

 

今まで離婚と不動産の売却について

あれこれと書いてきました。

 

どちらかと言えば、

離婚に比重をおいていましたので、

今後は離婚についてというよりも、

不動産の売却に比重をおいて書いていきたいと思います。

 

というのも、

基本的には不動産業を営んでおりますので、

報酬も仲介手数料のみですし、

その切り口としての離婚と捉えていました。

 

かねてから離婚と不動産の売却に悩んでいる方に

少しでも沿えるようにと思って取り組んでいましたが、

比重が『離婚』に傾きつつあるのと、

どちらが専門?と問われれば

当然『不動産の売却』でありますので、

これからはそこに全力で進みたいと思います。

 

これからもどうぞ宜しくお願い致します。

 


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貧乏症のはじまり

 

16歳の夏、

初めてアルバイトをしました。

 

畑の手伝いをしても

アルバイト代はもらえませんし、

もちろんもらった事もありません。

 

家計的にも払える余裕も無かったのだと思います。

 

農家に生まれれば

畑の手伝いはある意味宿命なのかもしれませんね。

 

しかし16歳にもなれば、

友達と遊ぶお金も欲しいし、

本や雑誌も買いたくなる。

 

ただ残念ながら、

周りを見渡しても畑と海、そして山しかない。

 

アルバイトしようにも、その店さえもありません。

 

バスで1時間程の市内に行けば、

それなりに店もありますが、

通っている高校の校則ではアルバイトは禁止されています。

 

そこで仕方なく父親に相談した所、

知人の店(魚屋)が夏休みの数日間だけ働いてもいいと言う事で、

こっそり働かせてもらう事が出来ました。

 

朝4時から10時まで5日間。

魚屋の開店前の仕事。

 

自給650円。

 

朝仕入れた魚を、冷凍庫に入れる作業と、

前日冷凍庫に入れた魚を出して解凍して陳列する仕事。

 

冷凍庫はマイナス20度で極寒の8畳ぐらいの個室。

 

2トントラックいっぱいの魚箱を一気に冷凍庫へ入れて、

分厚い冷凍庫の戸を閉めて、そこから魚を仕分けする。

 

事前にちょっとは聞いてはいたものの

これが寒いのなんの・・

寒いを通り越して地獄です。

 

吐く息が吐く前に口の中で凍って喋る事も出来ないし、

口の中がからからに乾くし、

口を動かせば、唇がピキピキと音をたててひび割れるし、

体を動かすたびに、体中の関節がコキコキ鳴って、

手袋をはめた手は感触がなくなるし・・

はぁはぁと手に息をかけても、その熱は手には伝わりようもなく、

無我夢中で魚を仕分ける。

 

氷水の中に手を突っ込んで。

 

なぜか氷水の方が温かい・・・

 

しかし寒さに耐えきれず、5分おきに外に出て体温を戻す。

外は真夏で30度を超えていて5分立っていれば汗が出る。

 

外と冷凍庫の温度差は約50度。

 

これこそ経験した人にしかわからない感覚だと思います。

 

その時初めて働いてお金を得る事の大変さを知りました。

 

 

これは父親の策略だったのか?

 

後々思った事ですが、

父親の友人には漬物やもいるし、

大工の友人も、市場の友人もいる。

電気やもガソリンスタンドも・・

 

そこでなぜ、魚屋だったのか?

 

疑問は残るものの、とりあえず19,500円は手に入れる事が出来ました。

(これでは東京までの新幹線代にもならないと思った)

 

冷凍庫地獄から抜け出して

いざ欲しかった本や雑誌を買おうとしますが、

お金を手放すのが名残惜しくなってしまい

レジまで行ったり来たりして結局買えず仕舞い。

 

この不思議な感覚は今でも忘れられません。

 

恐らく私の貧乏症の原因は

この時の地獄で得た19,500円に始まったのだと思います。

 


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うだうだ言ってないで・・

 

『立って半畳、寝て一畳、天下を取っても二合半』

 

人間、立つには半畳あれば十分、

寝るには一畳あれば十分、

どんなに天下を取っても、二合半食べれば、腹一杯になる

 

そんな意味ですが、

私の心の中に、いつもこの言葉があります。

 

心の戒め・・的なお守りの言葉です。

とはいえ、私にも欲はあります。

 

でも、この『欲』を履き違えると、

大変な事になってしまいます。

 

我が我が(われがわれが)で、

『が』(我)が強くなっては、

『わ』(和)がなくなってしまいますし。

 

潔く、我に必要なものを見極めて、

必要以上に求めないで、生きていきたいものです。

 

余談ですが、

先日、ある会社の部長をやっている10年来の友人が、

相談があるというので、新宿で飲む事にしました。

 

独立の相談でした。

 

一年前にもそんな話。。

 

もうとっくに独立していたのかと思いきや、

まだ、思い悩んでいました。

 

そこで、

「だから、うだうだ言ってないで、挑戦しようよ・・」

「そして、失敗しよう・・」

「お前が守ろうとしている得体の知れないものは、

未来の可能性を放棄してまでも守る価値があるのか・・」

「どんな失敗しても、仕事を選ばず、まじめに働けば、

雨露しのげる部屋と腹いっぱいの飯は食えるよ・・」

「そして、精神的に貧乏人にならなければ、またチャンス与えられる・・」

 

それから3日後の今日、彼は会社を辞めていました。。。

おめでとう。。。

 

私の言葉も影響していると思うので、

責任もって応援したいと思います。

 

私は、誰しも一度は地獄に落ちたほうがいいと思っている節があります。

私も地獄かどうかはわかりませんが、

何度かそういう海底の沈没時期がありました。

 

今は、なんとか岸まで辿り着き、

火をおこして、 自炊出来るまでになりました。

 

以前は、底冷えする寒い雨の夜、雨樋の脇で、

寒そうに震えながら丸まっている猫(私)がいました。

キャンキャンと泣いても誰にも見向きもされない、

眼だけぎらぎらさせて、

黙って人が通り過ぎるの見ているだけの・・

自らで体を温めるしかない・・

 

そんな状況がありました。(ちょっと大げさ)

 

だから友人には 「落っこっちまえ・・・・」 と平気で言います。

 

落っこっちまって、

そのまま沈没する人もいますが、

大体はまた自力で戻ってきます。

 

私はピンポン玉理論を信じています。

 

ピンポン玉は落とした高さまでしか、

跳ね返らないそうです。

 

10cmから落とせば10cm跳ね返り

3mから落とせば3m跳ね返る。

 

だから、地獄に落ちれば落ちた分 跳ね返りも大きいという事です。

 

なので、ずっと平坦な人もいれば、

さざ波の人もいる、大波の人も、津波の人もいますが、

(私はさざ波ぐらいでいいかなぁと思いますが・・・)

大波で行こう・・と言いたいです。

 

辛い、寒い、暑い、悲しい、寂しい・・・

 

でも、それはいっときですよ。


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