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離婚不動産売却 ~道なき道を模索①~

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【近況など】

 

こんにちは、松野です。

 

1月はとにかく打ち合わせの連続でした。

 

毎年の傾向として、

なぜか年末年始は 離婚不動産売却の相談が多いです。

 

年末年始の夫婦での相談の結果の報告をもとに、

訪問ヒアリングをし、毎日夜の12時過ぎに家に帰る・・・

という生活でした。

 

お客様に「松野さんちは大丈夫?」と聞かれる始末で、

毎回細かく話すとついつい長く話して、 話が脱線してしまうので、

冗談で「うちはプチ家庭内別居です・・・」と応えるようにしています。

 

「そうですか・・松野さんちも大変ですね・・・」と、

気にかけてもらってますが、 人生表裏一体なので、

どっちが幸せかは、 全てが終わってみないとわからないですね。

 

良いか悪いかはその時々の思考の偏りでしかありませんから。

小心者で内気な私でも、 一人ぼっちになっても、

どんなに寂しくても顔には出しません。。。

 

余談ですが、 小心者といえば、 先月別の仕事で、

前田典子(マエノリ)さんとお会いする機会があり、

2時間ほどはお話してたのに、 数日前、麻布十番での打ち合わせの帰りに、

広尾付近で、マエノリさんとマネージャーさんを見かけても 声をかけれませんでした。。。

 

車の窓は開けたんですが、声はかけれませんでした。

 

声をかけても、覚えてもらっているかな?

もし覚えてもらってなかったら恥ずかしいなぁ・・

そんなマイナスの気持ちが働いたんですね。

 

全く無意味なマイナスの気持ちが。。。

 

私もまだまだだなぁ・・

当たって砕ける勇気が足りないなぁ・・

 

空けた窓からは容赦なく、

2月の冷たい空気が車内に吹き散らしていましたが、

私のマイナスの余韻は数時間吹き飛ばしてはくれませんでした。。。

 

 

【離婚不動産売却】 ~道なき道を模索①~

 

2年半もの間、奥様を探している男性がいます。

私が相談を受けたのは、2年前の冬でした。

 

奥様が失踪したのか、

意図的にいなくなったのかは、 本人のみぞ知るですが、

40代の男性から家の売却相談を受けました。

 

結婚して13年、子供2人 長男は小学校3年生、長女は1年生。

 

ご主人は通信関係の仕事で、 毎日帰りが遅く、

休みも急に仕事が入ったりで、 子供と遊ぶ時間もないくらい仕事をし、

奥様と話す時間もほとんどなかったらしのです。

 

しかし、とにかく奥様は明るい性格で、

いつもにこにこされてたそうです。

 

結婚7年目の長女が小学校に入る前に家を購入。

 

購入したエリアで4人家族が住める3LDK~4LDKは 安い中古でも4,500万円以上、

新築であれば、5,000万円以上はするエリア。

 

ご主人の年齢と年収から逆算すると、

ローンの借入上限は4,800万円前後、 預金700万円程を頭金に、

5,180万円の新築一戸建てを購入されました。

 

一年後、転勤の可能性もあり、

さらに、事業縮小でリストラの可能性もあり、

配属転換の可能性もありで、 年収が1.5割減る可能性もあったそうです。

 

もし、年収が1.5割減少すると、

希望のエリアでは到底買える価格の物件は無く、

二駅~五駅ぐらい下らないと、 家を買えない計算になります。

 

そんな思いで、奥様は毎週末の 新聞の折込不動産広告は欠かさず目を通し

何とか今年中にはという事で、 半年以上探し続けて、

やっと希望の条件に近い物件を見つけ、

5480万円の新築戸建を、 300万円の価格交渉をして買ったそうです。

 

もし、ご主人の年収が下がった場合でも、

子供二人が小学校に入れば、 奥様はアルバイトやパートで働けるし・・

第一希望は学区域。 第二希望は価格。 第三希望は日当たり・・・

こんな具合だったそうです。

 

とにかく、長女が小学校に入学する前に・・・

という強い思いで、やっとマイホームを手に入れたそうです。

 

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子供の入学や出産。

家を購入する時期としては、 最も多い時期ですね。

 

幼稚園や保育園、小学校、中学校に入学して、

途中で購入される方もいますが、

予算と年収によっては、 そのエリアでは購入不可能な、

高額な物件しか存在しないエリアの場合が多々あります。

 

そうなると、一駅二駅下るか、

または郊外にいくしかありません。

 

そもそもそのエリアは土地の相場が高いですから。

 

子供の事を考えると、 学区域は変えれないし・・・

夫婦二人の生活の時には 家を購入する必要もありませんし、

子供の為に家を買う。

普通の流れだと思います。

 

同じ学区域内で、希望の条件の物件を探すのは、

非常に大変な作業で時間がかかります。

 

年収によるローン借入と、

預金による頭金が豊富な方は別ですが、 限られた原資の中で、

しかも学区域内で探すとなれば、 短い方でも3ヶ月以上、

一般的には半年、2年ぐらいかかる方もいます。

 

ましてや、利便性や通勤に便利な都心の賃貸に住んでいて、

子供が産まれ、賃貸時には何とか払えていた家賃も、

購入するとなれば、ローンは払えるが、

借りれるローンの上限には到底届かない物件しか存在しない。

 

年収に見合った物件がそのエリアに、

存在しないことになり、当然エリア(学区域)を 変えなければなりません。

 

そうなれば、幼稚園や小学校で仲良くなった友達と、

別の学校に転校して離ればなれになることは、 避けられません。

大人にとっては出来事でしかないかもしれませんが、

子供にとっては一大事です。

 

私は農家の家に産まれましたので、

転校などありえませんから、 逆に”転校生”にあこがれたぐらいです。

 

片田舎の農家を営む家族が多い小学校でしたから、

3年に一度ぐらいやってくる転校生は、

ある意味どこからくるにせよ都会の雰囲気を感じ、 あこがれたものですが。

 

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長女は人見知りが激しく、 転校だけはさせられない、

絶対に避けたいという思いで、 ぎりぎりの価格交渉をし、

家を購入するに至った訳ですが・・・

 

それが・・・・

 

 

今日はここまで。


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