離婚による不動産の売却等お任せ下さい。不動産コンサルティングオフィス

30年以上の結婚生活をおくられた奥様にとっては、
ひとくちに離婚と言っても、
その一歩を踏み出せない事への苦しみがあります。

住みなれた家、近所の友人知人、
通いなれた道、部屋からの景色を捨てて、

新しい一歩を踏み出す。

いくら旦那さんの顔を見たくなくても、
そこから一歩踏み出す事は容易い事ではありません。

これは勇気が無いとか、
覚悟が足りないとか、
そんな言葉では表現する事ができませんよね。

旦那さんへの我慢の限界は既に通り越し、
もうすでに愛情は消えていながら
前に進む事が出来ない苦しみ。

これは本当に苦しいものだと思います。

子供の為とか、世間体の為とか、
そんな言葉で自分を誤魔化して、
何とかやり過ごしてきたものの、
そこにとどまる事への地団駄、
一歩踏み出せない躊躇心。

誰かわかって・・・
と叫びたい。

誰か聞いて・・・
と叫びたい。

だけど、叫ぶ事すらできない。

お願いです。

近くにいる息子さんや娘さん。
お母さんの声を聞いてあげて下さい。

きっと何かのＳＯＳを発しているはずです。

こんにちは松野です。

最近では別居婚という形態のご夫婦が増えていますね。
このスタイルは私は悪くないと思っています。

以前は週末婚なんていう言葉もありましたが、
これからは別居婚という呼び方が、
週末婚も含めて定着するかもしれませんね。

同居からいきなり離婚するより、
一度、別居して、距離をおいて
相手の事を見つめなおすいい機会になると思いますね。

いつもいつもたくさんの方に

ブログを見て頂いてありがとうございます。

こんにちは松野です。

離婚による不動産の売却も
複雑なものから円満なものまであります。

どうしても離婚による不動産の売却と言うと、

もめてる・・
やっかい・・・
時間がかかる・・・

という複雑で難しいイメージがありますが、
必ずしも、全部がそうではありません。

円満に離婚して不動産を売却される方もいますし、
そういう方も、私の所を利用されています。

複雑な案件しかやらない訳ではありませんので

円満に離婚される方も、
どうぞお気軽にご連絡頂ければと思います。

ある時、こんな電話があった。

『Ｋの父で、○○と申しますが・・』
『家を仲介されたウェルワークスさんですか？・・』

『今、息子（Ｋ）はどこにいるかわかりますか？・・』
『電話番号はわかりませんか？・・』

私は、もちろん名前も覚えていましたが、
それよりも瞬時に、Ｋさんが最後に私に言った言葉と、
売却中に携帯番号を換えた事を思い出し

「やっぱりそうだったのか・・・」

と、腑に落ちる思いがしました。

2年前Ｋさんが、最後の別れ際に
『今まで有難うございました・・』
『申し訳ないですが、私の携帯の番号は削除してもらえませんか？・』
『それから家を売った事、離婚した事は、誰に聞かれても言わないで下さい・』

『約束してもらえませんか？』

と。

2年前の言葉を思い出しつつも・・・

お父様には何と伝えればいいのか・・・

電話の主旨は、

・息子の居場所を教えてもらいたい。
・おじいちゃんが危篤で入院し、死ぬ前に孫（Ｋ）の顔を見たいと言っている
・購入して住んでいた家に行ったが、住人が変わっていた。

とにかく、すぐに会いたい。

でも、Ｋさんとは約束したし・・

一度、調べて折り返す事を名目に、
電話を切らせて頂いた。

調べて、もし連絡先がわかったらどうしよう・・
そんな事を思いながら・・
気持ちの整理をする。

当時、住所、連絡先などを記した書類はシュレッダーにかけたし、
携帯のアドレス帳も削除した。

絶対に、見つける事が出来ない。
そんな自信を胸に、成約台帳をめくっていると・・・

あった・・

銀行の振込伝票に電話番号が・・

また葛藤が始まった・・

お父様に連絡してあげるべきか？
Ｋさんにその事を伝えるか？

Ｋさんに伝えれば、また行方を・・・

迷いに迷ったあげく・・

Ｋさんに電話を

Ｋさんが電話に出た・・

あれから、数か月経過した今、

本当にあれでよかったのか？

おじいちゃんは孫の顔をみれたのだろうか？

別居中の熟年離婚に伴う不動産の売却相談について、
幾つかの傾向があります。

まず別居の原因については

①単身赴任による別居
②親の面倒をみる為に、親と同居による別居
③夫婦問題での別居

などがあげられます。

ここでは家庭内別居は実質的な別居として
捉えない方向で考えます。

①も②も、もともとは離婚とは無関係な要因での別居で始まっています。

③は夫婦間の問題なので、離婚の可能性を孕んでいます。

①の単身赴任後、
退職後もその地にそのまま住んで、
都内の戸建てを売却し、離婚したケース。

①の単身赴任中、
その地で、その地独特の没頭できる趣味や工芸などに出会って、
退職後も妻の元には帰らず、趣味にのめり込んだ結果、
妻に離婚を切り出され、
在職中購入したアパートを売却し、その金銭を手切れ金にしたケース。

または、よくある単身赴任中に女性と出会って・・
離婚し、売却するケース。

②は私のところでも、少ないケースではありますが、
年に数件あります。

妻の親が入院した際、
その面倒をみる為に妻が一時的に実家に帰省し、

数週間の入院のはずが、他の病気が併発し、
退院する事ができず、そのまま現在も面倒を見ている。

妻の親元を離れる事ができない状況が
夫には理解を得られず離婚し、
共有名義のマンションを売却したケース。

他のケースは、次回に・・・

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