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売れないのは高いだけです。

 

こんにちは、松野です。

 

2月も残すところ1週間になりました。

 

年初より2008年は経済の転換期になるとお話してきましたが、

経済の根幹を示す株価もまだまだ不安定で、

不動産会社の株価も依然上がる基調にはありません。

 

不動産売買においても、一向に動きが貧弱なまま もうすぐ、

3月の決算期を迎える企業も多くあります。

 

皆口をそろえて、

『動きがない・・・』

『売れない・・・』

『客がいない・・・』

などの声を聞きますが、 原因は販売価格が高いだけです。

 

今まで、一番大事な購入層の方々をないがしろにし、

利鞘を多く取る事だけに終始していただけだと私は思っています。

 

所詮不動産は購入する一般の個人の方が 購入したいと思わない限り、

市場が冷え込むのは目に見えていて、

購入層もそんな市場の動きをよく見ています。

 

不動産の業者間で幾ら転売を繰り返して、

利益を確定して、価格をつり上げても、

最終的に購入する個人の方が購入しないと、

市場は貧弱になる一方です。

 

私の近所でも、物件が『売れない売れない・・』

と 言われておりますが、実際には売れています。

 

売れないのは高いからで、価格を下げれば売れます。

価格を下げれば売れるということは、

その価格が一般の市場相場という事になり、

その価格であれば、購入層が動き出す価格帯という事で、

購入検討(家を探している)の人はたくさん存在しています。

 

逆に言えば売主業者の希望の売値と購入層の購入希望価格が

乖離しすぎているだけの話であって、

購入の顧客がいない訳ではありません。

 

所詮人は、今までは黙って売れていたものが売れなくなると、

『客がいない・・・』などといった、

人(購入層)のせいにしたりします。

 

今までどれだけいい思いをしてきたかを、

この機に考えてみるのも良い時期だと思います。

 

私も同じ業者の一人として、

そんな風に考えています。

 

高く売れることは経済通念上非常に良いことで、

経済的に潤っているという指標の1つにはなりますが、

一時的な利確はバブル経済でも学んだように

いつまでも続く事はないと言う事だと思います。

 

そんな原理原則を考えていると、

今後の不動産市場は一般個人から一般個人の

個人間の売買(仲介)がメインになり、

そこに業者が介在して、利鞘を確保する事、

または、新築建売住宅での利鞘を確保する事が

困難になるのではかないか?!

と考えてしまいます。

 

中古戸建て(個人→個人)や、

売地(個人→個人)のみの 市場に限りなく近づいていく・・・・

という結論に至りました。

 

私的には一向に構いませんが

決して、大げさなことではないと思っています。

 


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