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新築マンション引渡し前(入居前)に離婚する場合

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こんにちは松野です。

 

最近新築マンションの販売が堅調で、

第1次取得の方から2次取得の方まで幅広く購入されているようです。

 

新築マンションの場合、

購入時は未完成の状態で購入する場合が多く、

引渡しまでに6か月から1年6か月ぐらいかかりますね。

 

この最短で6か月から、最長で1年6か月の間に

離婚することを決めた場合、

または離婚した場合、

 

 

どのような方法を選ぶべきかについて書いてみたいと思います。

 

離婚することを決めた場合

①引渡しまでにマンションを解約する

②マンションの引き渡し後、売却する

 

この2通りの方法があります。

 

①の場合の引き渡しまでに解約する場合は、

違約金を支払って解約することになります。

違約金の額は、物件価格の20%相当額です。(10%の場合もあります。)

よって、物件価格の20%の違約金を支払って解約する事になります。

 

例えば3,200万円のマンションであれば、

違約金は640万円(手付金含む)です。

 

この金銭を支払ってマンション購入を辞める事ができます。

 

 

②の引き渡し後に売却する場合、

そのまま引き渡しまで終わらせて、

入居する事なく、売却してしまうという事です。

 

この場合の売却は、新築マンション(新築未入居)として、

売却する事になりますので、

新築購入時より少しだけ価格が下がる事はありますが、

(※人気のマンションであれば、購入時と同等で売れる可能性もあります)

①の違約金ほどのロスが出る事はありません。

ただ、売却時の売却手数料はかかります。

 

①と同じく3,200万円であれば、

売却の手数料は約101万円です。

 

①がいいか②がいいのか?

 

金額のロスだけを考えれば、選ぶべきは②ですね。

 

そして、売却完了後に離婚する。

 

この離婚のタイミングですが、

共同名義か単有名義かによりますが、

共同名義の場合は、売却完了後に離婚する方がいいですね。

 

単有名義の場合は、

マンションの引渡し前に離婚しても、

引き渡し後でも、どちらでもよいです。

 

住宅ローンを組む場合は、

引渡し前に離婚してしまうと、

名義が変わってしまって、

住宅ローンが実行されません。

(※審査時と実行時の名義が違うため)

 

再度、住宅ローンの審査からやり直す必要がありますが、

この場合、審査が通らない可能性が高いです。

理由は、離婚してしまった夫婦が、

同居することなどありえないからですね。

 

なので、住宅ローンを利用する場合は、

必ず、売却完了後に離婚の手続きをして下さい。

 

よって、新築マンション購入後、引渡し前に離婚する場合は、

一度取得してしまった後に、売却し、離婚する。

 

この流れを選んで下さい。

 

間違えると、違約金を支払う事になります。

くれぐれもご注意ください。

 

ただし、6か月とか、1年6か月とか・・

この長い期間にどうしても、顔も見たくないほど・・

離婚したくなった場合は、

違約金を支払って購入を辞めても良いと思います。

 

あくまでも、引渡しとその後の売却まで

待つ事が出来る場合に限っては、

待った方がよいですね。

 

もっと詳しく知りたい方は、

お気軽にご連絡下さい。

 

 

 

 


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